人を動かす色
色といえば、
赤は「女」「暖かい」「食欲増進」
青は「男」「冷たい」「食欲減退」
などが代表的なイメージですね。
それだけじゃもったいない!
もっと面白い、色の使い方があるのです。さっそく紹介していきます。
テストの成績を落とす赤
効果:ストレスを生み出す/緊張する/臆病になる
テストを受ける前に、赤い紙に書かれた注意書きを読んだ受験者は、緑の注意書きを読んだ受験者に比べて、テストの平均点が低かったという実験があります。
テストの日は背中が赤の服を着てライバルを蹴落としましょう!
登山者の命を救う赤
効果:暖かさを感じる
登山で赤い服を着ていると、寒い山頂でも(おそらく精神的にではあるけれど)暖かさが感じられ、無事に下山できる可能性が高まるとか。
登山ウェアを買うなら、赤で決まり!
精神を安定させるピンク
効果:リラックスする/精神が安定する
精神療法の病室の壁、監獄の独房の壁、多動過多症候群の子どもたちが通う学校の壁をピンクにすることで、精神安定をはかる事例があるそうです。
トイレの壁をピンクに塗ろう!
創造性が発揮される青
効果:創造力が高まる/作業に集中できる
パソコンできるのデスクトップを青にすると、創造的なアイディアが出る(が、実用的なアイディアではない)そうです。
子どもが遊ぶ レゴブロックは青い箱に入れよう!
人を納得させる緑
効果:安心感/納得感
アンケート用紙を緑色にすると、内容に賛同してくれる人が増えるそうです。赤色の用紙にすると、極端な意見が多く出てくるとか。
重要なプレゼン資料は緑を基調にしよう!
おまけ:こども部屋はどんな色にする?
色には、いろいろな効果があることがわかりました。
反対に、何の効果もない色があるのです。
それは、「白」「黒」「茶」。
これらの色を基調にしているおうちは、多いと思います。
小さい子どもがいるおうちでは、いろいろな色を使ってあげた方がよさそうです。
パステルカラーは、子どもの精神を安定させます。
青色は、子どもの想像力を豊かにします。
黄緑色やオレンジ色は、子どもの学習能力を高めます。
子どもの特性やおうちの方針に合わせて、色を選んであげたいですね。